絵画の鑑定にかかる料金や高く売る方法について解説！ | 株式会社アートフラール

査定は基本的に無料

絵画の買取業者に査定を依頼する場合は、ブランド品などの売却と同様、基本的に買取に至るまで査定代や出張代が発生することはありません。気になる場合は依頼業者に確認しておくと安心です。

ただし例外として、買取のための査定ではなく法人の減価償却や相続税の計算などに用いられる「時価評価」の作成においては、作品の評価額を専門的な立場から提案する必要があるため、費用がかかるケースが多くなります。

また、買取業者や画廊によっては、鑑定機関への手続きの代行を担っています。その場合、鑑定料の実費に加えて代行手数料が必要となるケースもあります。

鑑定には鑑定料金が必要

公的な鑑定機関が設けられているような作家の作品については、「鑑定」に出すケースがあります。鑑定とは作品が本物かどうかを明らかにするために行われるもので、作品が本物であることを前提に価値を判断して金額を提示する査定とは異なります。

鑑定に出すかどうかは業界内の慣習に左右されるものの、

• 贋作が多い
• 高額作家

といった一部の作家の場合、作品の売買に鑑定書が必須となります。

鑑定にかかる費用は鑑定機関によって異なりますが、国内作家の場合、3～8万円前後が目安といえます。同じ作家でもデッサン、水彩、油彩など技法によって金額が変わる場合もあります。鑑定と鑑定書発行の料金を分けている機関や作品の市場価格に応じて鑑定料を変えている機関などもあります。
また、海外の作家の場合は、現品持込必須の場合や、決まった書式の資料で対応の場合など鑑定機関によって異なります。またそれにかかる費用もあるため、日本よりは必然的に高額になるのが一般的です。

美術品が保管されている場所によっては鑑定代に加えて交通費や出張料が必要となるケースもあるため、事前に見積書を作成してもらうことがおすすめです。

株式会社アートフラールでは、無料で絵画作品の査定を行っております。創業以来、数多くの美術品の査定を手がけてきた店主が一点一点の作品の状態を丁寧に拝見し、相場を見極めた適正な査定額をご提示いたします。

絵画の買取実績が豊富な業者を選ぶ

絵画の査定には、市場動向の他、絵画に関する深い知識も求められます。そのため、売却の際は絵画に精通した業者を選ぶことが大切です。絵画の買取実績が豊富な業者を選ぶと安心です。また、複数の店舗に査定を依頼することもおすすめです。

無理な掃除は避ける

物置や押し入れから絵画を発見した場合など、状態によってはホコリが気になることもあるでしょう。しかし、絵画は専門家でなければ掃除が難しい場合も多くあります。優しくホコリを払ったり、フレーム部分に溜まったホコリを取り除いたりする程度であれば問題ありませんが、キズや新たな汚れをつけてしまうことのないよう、自力での掃除には注意が必要です。

保管方法に気をつける

すぐに売却しない場合は、保管方法の配慮が必要です。購入時の箱または新聞紙などで包んでから直射日光の当たらない風通しの良い場所に保管します。絵画は湿気に弱いため、2週間～1ヶ月に1回程度は外気に触れさせることも大切です。飾る場合は、乾燥・湿気・直射日光・タバコの煙を避けるようにしましょう。

付属品をそろえる

作品に付随する証明書や資料がある場合は、まとめて査定を依頼することで査定価格が上がりやすくなります。

• 鑑定書
• 保証書
• 箱
• ギャランティカード

などがないかどうか確認してみてください。

まとめて査定を依頼する

複数の作品をまとめて買い取る場合、業者は手続きにかかるコストや手間を省くことができます。そのため、まとめて査定を依頼することで査定額に上乗せしてもらえる可能性があります。査定依頼の際は、他に売却できる作品がないかどうかをチェックすることをおすすめします。