【絵画・査定】草間彌生の作品の特徴と価値をご紹介！ | 株式会社アートフラール

現代アートの特徴とは？

現代アートは、私たちが生活している現代社会の問題点を紐解き、社会や美術史への批判を投影している作品のことです。現代に制作された美術品のすべてが現代アートに分類されるわけではありません。

現代アートの作品を見ると、「きれい」「技術がすごい」という感想ではなく、「わからない」という感想を持つ方も少なくありません。このわからなさは、現代アートを読み解くヒントとなります。

現代アートでは、作品を通して歴史や社会、世界の在り方などを鑑賞者に問いかけます。

草間彌生の経歴

現代アートの実現者として国際的に有名な草間彌生は1929年、長野県の裕福な家庭に生まれました。子どもの頃から幻聴や幻覚に悩まされていた彼女は、その幻聴や幻覚を絵にします。1957年にはアメリカに渡り、絵画や立体作品の制作だけではなく、ハプニングと称される過激なパフォーマンスを実行し、「前衛の女王」という異名で呼ばれるようになりました。

第33回ヴェネチア・ビエンナーレへの参加、映画制作など精力的な活動を展開した後、1973年に帰国して小説なども発表します。2017年には東京で草間彌生美術館がオープンし、「前衛の女王」としてアート界にゆるぎない地位を確立しました。

草間彌生の作品が評価される理由

草間彌生の作品は、水玉やネット、かぼちゃなどをモチーフとしたものが多いです。ひと目見ただけで「草間彌生の作品だ」とわかる絵画やオブジェが多いことも特徴の一つです。

彼女がここまで有名になり、作品も高値で取引されるようになったのは、彼女が多彩な分野で活動を繰り広げ、評価されてきたという背景もあります。
画家としてだけではなく、1983年には小説「クリストファー男娼窟」で第10回野生時代新人文学賞も受賞しました。また、2012年、今年2023年と2度にわたりルイ・ヴィトンとのコラボ作品も発表するなど、ジャンルにとらわれない活躍をしていることが人気の理由といえます。

草間彌生の作品の価値について

草間彌生の直筆作品は世界中にコレクターが居るため、需給バランスが悪く希少価値があります。そのため、高額買取につながりやすいといえます。また、草間彌生の象徴ともいえる水玉やかぼちゃのシリーズ作品は特に人気が高いことから、高く売れる可能性があります。

株式会社アートフラールでは、草間彌生の作品も積極的に買取しておりますので、買取・査定をご希望の方はぜひご相談ください。様々な有名作家の作品に関する知識が豊富な店主が、丁寧に査定をさせていただきます。メールや電話でのご相談にも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。